ブロック崩し

その前にもいろいろあったけど、TVゲームで最初に思い出すのはこれでしょう。
当時は、ゲーセンなんてなかったから、駄菓子屋の横にあった。
単純そうに見えて、結構奥深い。
ラケットの角近くに球を当てたり、当たった瞬間に
ラケットを動かすと跳ね返る角度をある程度操作出来る。
しかし角に当てようと狙いすぎると球を後ろにそらしてしまう。
また、最上段のブロックと画面の上端に隙間があって(図中の(a))
そこに球をいれると、運が良ければかなり連続でブロックを消せる。
新しいのが再販されてたし、知らない人もあんまりいないでしょう。
個人的に当時の思い出としては、
- 駄菓子屋にあった。(当時ではありがち)
- 10円で出来た。(安い・・・)
- 電源起動時になぜか1球ただで出来た。(テストゲーム用だった?)
- 10円にも関わらずただでも遊んでいた・・・(金が無かった。)
- 生まれて初めて「神業」を見た気がした。(ほんと)
当時の子供は貧乏であった。ゲームに費やす金があるなら、駄菓子を買う。
今だから言うけど、店の人に隠れて電源コード抜き差ししまくって。
よくただで
やってたもんだ(セロハン貼って無いちゃちな偽物だったのが救い?
セロハンのも
実際やってたし)。
そんでもって、年配の人ならわかるでしょうが、いわゆるベーゴマや、メンコが、
とてもうまい人。
まず絶対いたはず。
自分の周りではそういう人が真っ先にやってた記憶がある(遊びの達人て感じの人)。
で、めちゃくちゃうまくなっていった。
このゲームって、面が進んでくると、ラケットが小さくなって、球が速くなってくる
(ある程度までいったら一定になるが)。
例えるならば、当時の記憶では、今のゲーセンにあるホッケーゲームのラケットも
パックも1/2くらいで
延々打返しているようなそのくらいの衝撃を受けた。
うまい人を素直にうまいと認められなかったところがあった。
(おまけに取られるし・・・)
ところが、そういったことが無く単純に「うまい」「すごい」「なんで?」と思って眺めてた。
当然、色んな人がうまくなるまでの過程も、たくさん見た(自分もであるが)。
そして生まれて初めての「神業」を見た気分になった。
今どうしてるんでしょうか。当時のすごかった連中。
未だにゲームやってたりして。(俺はやってる)
ここらへんのところが自分がゲームマニアになった所以なのだ。
---------ブロック崩しでの記憶---------