ブロック崩し
スペースインベーダー
1大ブームとなっていろんなところに設置されていた。ゲーム喫茶なるものも あった。試しに行ったこともある。 ゲームの値段が高くてすぐ出た。後、何とか商店とか良くわからん店の2階とか、 デパートの屋上、文房具屋の横、駄菓子屋にはもちろん、プールバー?にもあった。 とにかくいろんなところで見かけてまさにインベーダーのようだった。しかし、 まっとうには扱われていなかった。 なにせ地下とか、屋上とか、雨ざらしの店の前とか、はっきり言って置いてあった店の 印象は悪かった(駄菓子屋は除く)。だからでしょうな。PTAで問題になったり、 補導される事件あったり、確かに不良の溜まり場のようなとこになってたり、、、、 ・・・まあそれはともかく、このゲーム、ブームを巻き起こすだけの製品であったこと は間違い無いなあ。 ブロック崩しから派生して出来た印象は受けるが、設定がいい。
宇宙から飛来してくる異星人から地球?(月か?)を守れ!!
・・・考えてみたらブロック崩しって目的無かったもんね。
そういえば、名古屋打ちの攻略法が2つあったと思うんだけど、どうでしょうか。 インベーダーの配列が縦に5列、横に?列有り、名古屋打ちを開始した直後 (最下段にインベーダーが降下した直後)インベーダーを削っていく方向を縦に 削って(1列毎に攻略)いくか、横方向に最下段の1列を5回削っていくかという事で、 単純なことだが、結構この趣向は、当時分かれて議論の対象だった。まとめると、
- <縦打ち>
- 最下段の1機を倒した後、残りの4機の攻撃に対しては通常と同じ、つまり、やられる可能性がある。
- <横打ち>
- 1段2段・・5段すべてを横打ちのみで倒すと、絶対に自機がやられる可能性は無い。が、逆に1機も敵を打ち逃せない。なぜなら、打ち逃した 場合、自機の速度より敵のが早い。つまり、最下段より下にインベーダー が来て占領される。このゲームは、占領された場合は一発でゲーム オーバーなのだ。つまり、自機はやられないが一発ゲームオーバーの 可能性がある。
実際、名古屋打ち開始から総計で大体の人は横打ちをやっていた(と思う)。 横打ち2回、その後縦打ち変更とか、ミックス系が一番無難だと自分は思う。 まあしかし、使わずに攻略していた人が一番凄かった。今は、「裏わざ」とか 多いけど、意図的なものが多分ほとんどだろう。 当時のはやはり「バグ技」なわけで、ゲーム的にはバランスを崩すものだったようにも 思える。 ようは、下手でも使えばクリアが出来るとか、1面から使ってる奴とか(自慢げに 使っていた奴いたのよ。1面って降りてくるのおっそいんだよな。見てると苦痛になる) いろいろいた。
ところで、関係無いけど、インベーダーで思い出したのだが、若年の方々はまったく 知らないだろうが、我々の世代のゲーム狂は多分インベーダーといったらインベーダー キャップ?(嘘だろう)インベーダーキャップと言ったら○ームセンターあ○しという 漫画を思い出す人は、きっとこの世に少しはいるはず。

...俺はあの作者はリンカケ(セイント聖矢の人ね)の影響うけてるんじゃねえかって 当時思ったことある。(ギャラクティカxxxx!!!!!) インベーダーゲームのこととはちょっと関係無いように見えますよね?
当時、ゲームセンターがようやくちょっとだけ社会で認められてきたかなーってころ だったと思う。○ームセンターあ○しなる漫画が一世を風靡した。対戦ゲームなんて 概念はまだ出来ていなかった当時、今じゃよくあるけど、ゲームの日本一選手権みたい なものであ○しなる男がいろんなライバル達とゲームで競い合い、ハイスコアのしのぎ を削り、戦うという高橋名人のアニメ版(しかしあまりにもかけ離れすぎ)のような 漫画だった。
なにがすごいかって、「必殺技」。
いやー漫画だねー。なんでも有りだねー。ってそんなレベルじゃないぞ。よくこんな発想
したもんだw。
以下、あ○し少年の3つの主な必殺技。
(1)炎のコマ
(2)月面宙返り(ムーンサルト)
(3)エレクトリックサンダー
これは、ゲームのコントローラで出来ることなんでしょうか?
炎のコマ | ・・・腕を高速で動かすことにより、摩擦熱が発生し、 腕が発火する(あぶねー)。これにより自機が高速で 移動し、インベーダーを叩く。 コンピューターの計算速度より早く動くらしい!? |
月面宙返り | ・・・台の上で宙返りして落下の力でコントローラを叩く (台が壊れるって)。台と一体化するらしい? ちなみに親指で逆立ち腕立て伏せが出来るようだ。 |
エレクトリックサンダー | ・・・腕をこすり合わせることで、電気が発生、コントローラ からゲーム機の内部に電流が走り(!)バグが発生? (絶対壊す気だ)。 コンピューターの演算を狂わせるらしい!? |
特筆すべきはこんな訳解らん技を演出でかっこよくいや、かっこよくもなかった ような、、うーむ。 なにせ、歯でコントローラ叩くとか、水魚のポーズとかって対戦中にいきなりヨガ しだすとか(なんだこりゃ)、でも面白い漫画だったと思う。まあ、あの頃の漫画 って超人の度が過ぎる漫画って結構有ったはずだ。流行ってたのかな。野球漫画で 多かった。 侍ジャイアンツとか、アストロ球団とか、まあそんなことはいいや。笑えるのは、 当時の俺ら。炎のコマ!!!とか言ってコントローラ叩いて(当然自機は爆死)。 ちなみに後で書くけどミサイルコマンドってゲーム良かったねー。 ゲーム自体が面白いのもさることながら、炎のコマを体現出来た当時のゲームって あれ位だよなー。 (いわくつきのハイパーオリンピックも有るが、その時は誰も言ってなかった・・・。)
完璧にインベーダーゲームから離れた。元に戻すと、インベーダーゲームって そんな感じで、なんか燃える闘志に火を付けさせた。って感じだった。俺にとっては。 (いや、周りもそんな感じだった気もするが・・・) 当然インベーダーゲームでは名古屋打ちが話のネタだけど、ここだけの話、名古屋打ち じゃなくて、大阪とかってローカルに違いないが有ったんですよ。少なくとも俺の記憶 に有る。 そんでもって俺らは、東京打ち作ろうとかって本気で言ってたんだぞ。 しかしなー。バグ技には変わりないんだよなー。結局のところ、単に配列の残し方の違い だけの話なのだ。 やっぱり一番凄かったのは、絶対そんなの使わんとか言って、意地でも一列ずつ消して 頑張ってた奴だな。当時では。<私の中での結論>
当時はまだ、本当の意味での裏技文明時代では無かったのだ。