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ミサイルコマンド

前回のゲームでヘッドオンやら、DRIVER3やら出した関係上、これも 載せます。 このゲームはもろにゲームセ○ターあ○しのマンガにあった。なにせ、マンガでは 宇宙から飛来してくる流星群からゲームコントローラーまがいのミサイル発射装置で、 地球を守るという、まんまミサイルコマンドの設定でストーリーが流れた。 よくは覚えていないけど、最後は超新星(スーパーノヴァ)を使って、あ○し少年と地球は 一つになった!とかで、エンディングだった気がする。
(→確認したら流星群ではなかった。ICBMらしい。)

ミサイルコマンドの画面
(水色の位置当たりに弾幕を張る)

弾幕は、左側砲台から撃つ場合は、 左からスタートして、やや、右下がりに 張るのがコツ。発射のタイムラグ対策の為。 うまい人は階段状に弾幕を張る人も居た。

そしてミサイルコマンドだけど、鮮明には覚えていないけど、炎のコマが唯一、 マンガでも実際のゲームでも描写が同じだったように思う。 理由の一つは、当時では画期的な入力デバイスのトラックボールを装備していた ことだと思う。トラックボールが上面を転がして操作する関係上、手を高速で振る 炎のコマ(もっともそれは出来ないと思うけど・・)は、レバーでは無理でも、これなら! と思わせるものがあった。実際、当時のゲーセンで「炎のコマ!」と叫んでミサイルコマンドを していた人間を何人も見かけた。4面を超えたあたりでもう諦めて、最後に無謀な弾幕張りの 炎のコマで、あえなく、最後。という人間をたくさん見た。(かく言う自分もそうだった)

しかし、弾幕張りが有効では無いかというと、そうでは無いのがこのゲームの特徴だった。 実際、当時このゲームがうまい人がいて、その人のやっていたのを割と鮮明に覚えている。 横に図があるけど、あの位置(本当はもう少し上だな)にきれいにタイミングよく弾幕を張ると、 面白いくらいにミサイルが連鎖して一気に一掃された。しかも、先の面になると、 一気に何発か出て、一息置いて、また、一気に何発か出現。(第二波、第三波)というのが敵の 攻撃スタイルだった。

ちなみに、トラックボールを右手で操作するか 左手で操作するかで、議論となった。 (私は、右手で操作した。それまでのゲームは 発射ボタンが全て右手だったので、逆手の為 苦労した思い出が。)

ゆえに、先の弾幕でかなりカッコよく、一掃し、また次の第2波で、、、 という感じでクリアしている人を当時見た。

ただ、弾幕は完全ではなく、何発かは降りてくる。それを最後に各個撃破して終了。 という感じで、結構長くやっている人が確かにいた。

はっきり言って、当時のゲーセンにいたツワモノの中でも、このゲームがうまい人は際立って カッコよかった!

現に、このゲームうまかった人の風貌を覚えている。他のゲームやってた人なんてまったく 覚えていないぞ。オーラまで出てたような・・・。 (それは多分、マンガのせいもある) そういえば、トラックボールの回し方もなんかカッコよかったぞ。基本的に器用な人だったん だろう。

ちなみに弾幕を張らずに各個撃破で頑張っても無駄だと思う。先の面だと、一度にたくさん 出現するので、ピンポイントでは、100%間に合わない。 うまかった人はこの弾幕がすごい美しかった。(かなり主観である。しかし、当時それを 見ていた人がいれば、同じように思ったと思うけどなあ。) 本当に横の絵のように均等に、しかも、「一瞬で」弾幕を張る。この一瞬の技が「おーー」と、 (信じてくれなきゃそれでいいけど、本当にそんな雰囲気だった) 見た人を引き付けた。すごかったよ。本当に。弾幕だけで一掃しきったのも確かに見た。 ではなぜ弾幕が有効かというと、このゲームに「誘爆」システムが有るためだと思う。 爆風に巻き込まれて、爆風が生じ、その爆風に巻き込まれて、、、 なので、一度弾幕を張ると、結構勝手に巻き込まれてくれる。この為、多少の時間差出現の ミサイルまで、巻き込んでくれるのだ。

後の面だとミサイルの速度が上がるので、なおさら誘爆の確率も上がる。 まさにここぞのタイミングで弾幕を張ると、カッコよく一掃出来るのだ。 この弾幕張りが難しい。一瞬で何発も撃つのは、どっかに偏りが生じる。 その偏りが生じないので、うまい人のは美しかった。ロボットじゃねえかってくらいに同じとこに 弾幕張ったり・・・。

と、思い出の話が強烈だったので、長々話をしてしまった。しかし、ゲーセンもゲーセンだよな。 入口の目の前にミサイルコマンド置いてあった。うまい人が居ると見学者が多くて。人だかりに 釣られてゲーセンに入ってゲームをしていた。有る意味商売用だった気がする。
(もっともすたれたのも意外と早かった気がする)

ゲーム内容についてだけど、ポイントはトラックボール。そして、この単純な線と円。 ベーマガでミサイルコマンドに似ていた作品がいっぱいあった。そりゃそうだ。 line文、circle文って表示専門の関数があったんだもの。 しかし、ミサイルコマンドの奥深さは、やった人にしか解らない。弾幕を練習するだけでも 解ると思う。難しいんだなー。これが。 面白い発想は、誘爆のシステムと、このトラックボールをゲームに導入したことだと思う。 トラックボールのゲームは、ゲーセンにいまだに有るのかな?って感じだけど、見直して見るのも どうでしょうか。

このゲームの思い出は、当時のゲーセンの思い出の中でもトップクラスで印象深い。 理由はきっとマンガの影響もあるのだろう。

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