信長の野望
敵の侵攻方向から最も遠い所に自分の第1部隊(大将) を置く。その他の部隊は侵攻方向に近い所に、敵の侵攻 ルートを空けて設置する。すると、敵の2~5の部隊は 自分の部隊を無視して通過するので、タイミングを計って、 敵の第1部隊を包囲して一気にせん滅させる。 (敵の強さ1でしか効かないかも・・・)

本願寺の通常の初期値はこんなもの

兵力は3倍近いぞ。しかし大将の部隊は少ない!

奇襲成功!半包囲完成!

勝つと国力が一気に上がる。兵力41→75だ!
古いゲームものから書いていくつもりであったんだけど、だんだんそうならなくなって しまった。むしろ出来るだけ前後関係で書いていこうと思う。 そうした方が自分の書いた記事同士で、比較出来るだろうし。
と、いうことで勝手な比較で信長の野望も挙げてみた。
このゲームもやっぱり衝撃的だったな。(基本は全て衝撃的なゲームなのだ)
ゲーム内容以外でも、
カセットがでかかったこと。
値段が高かったこと。
歴史物ってゲーム自体始めて見たこと。
(勉強用ソフトかと思った)
当時のゲーム状況を知っている人なら、自分以外でもそう思った人は、居たはずだ。 特に値段が高かったこと!誰か言ってたぞ。これ「信長の野望」じゃなくて、 「光栄の野望」じゃないの?とか。だって6000円くらいが相場だったのに、 9800円だぞ。相当自信が有ったんだなと思われて当然なのだ。 そして実際にゲームをやってみると、やっぱりウィザードリィと同じで、最初は 「なんだこりゃ」という印象が有った。メニューの項目は多いし、パラメータは いっぱいあるし。こんなの全部覚えるのか。やっぱり勉強じゃん。 本当にこれが第一印象だった。
それなのに、やってみると、段々はまってくる。結局面白くって色んな大名で クリアしてた。まずこれは、練りこまれたゲームシステムの為だと思う。 (PCが元だったということ。細かいパラメータがあること。ウィザードリィと似てるなあ) 基本的には、大戦略とかと同じ、ウォーシミュレーションなんだけど、特徴がある。
- 各地方毎にマップが存在する。
大名の領地地方毎に、マップが存在している。このマップがそれ程大きくないので、 シミュレーションゲームの初心者でもとっつきやすかった。また、変化に富んでいて 楽しい。
- 部隊数の上限がある。
編成で部隊数を変えられるが、最大で敵、味方合わせて10部隊。 通常は自分の部隊は1~2部隊に編成する。これもたくさんの部隊を動かさないので シミュレーションゲーム初心者でとっつきやすかった。
- 内政
内政の項目を細かく設定している。街作りから、開墾、商人との取引等。 この自国を強くしていくまでの過程が楽しい。
- 各大名家が設定してある。
この大名家がなあ。戦国時代を彩っていたのだなあ。「想像を掻き立てる」ものだった。
結局のところ、複雑そうに見えたのだが、実際にやってみるとシンプルそのものなのだ。 とにかく、自国を強くして他国を戦争で勝ち取ることのみ。その上で、1.2.の要因で シミュレーションゲームの初心者でも、戦闘にそれ程ストレスを感じない。 この点が、やっぱり良かったのでは無いだろうか。 さらにその上で、シミュレーションゲームを知っている人間でも、戦術を色々考えることが 出来るシステムだった。
自分の気にいってる戦術例を絵に載せておく。このゲームが大将を倒すと勝ちになるので、 「桶狭間」が可能なのだ。また、これで勝つことで、攻めた側の金や兵糧、兵士をそのまま 横取り出来るようになっていたのだ。
そしてゲームではまったことで、この後、自分でこの戦国の歴史を色々調べて いくようになった。
このゲームの前から織田信長だけ何とか知っていたけど、その他の大名や、事象はほとんど このゲームをしてから後だったと思う。それまでは日曜のNHK大河ドラマなんてなあ。 と思っていたのに、このゲームの後は、かなり興味が湧いてきて、実際見たりした。 ほんとこの戦国時代が調べると面白かったのだ。魅力ある武将や大名がいっぱいいるし 色々な逸話がある。「想像を掻き立てる」ことがいっぱいある。 そして知らず知らずのうちに、「勉強」していたのだ。 単純にゲームを楽しむだけだった人もいたとは思うけど、調べると面白いのに もったいないぞ。と、今でも思う。
武将名を挙げるだけでも、おーって思うんじゃないかい? 織田信長。武田信玄。上杉謙信。豊臣秀吉。徳川家康。毛利元就。島津義弘。伊達正宗。 前田慶次。雑賀孫市。真田幸村。その他もろもろ・・・ まあ、いろんな人がいたものだ。
一旦締めとして、書いておきたい言葉。
「でも、歴史を作る人が居ないと、歴史学者もつまらないんじゃないだろうか」
このゲーム自体も歴史に名を残したかな?
---------(追加文1)歴史学について---------